偶然みることになった映画だけど、とても良かった。 フランス映画らしい、ほろ苦いの大人の恋のお話。 ストーリーはちょっと「マディソン郡の橋」を彷彿とさせるんだけど、出演者と風景がすばらしくて、久々に何の情報ももたずに映画をみたのだけど、ぐんぐん惹きこまれました。 フランス ブルターニュ地方にある辺境の島がこのお話の舞台。 ケルトの文化を残す寂しげで静かな島の風景と、荒々しい海、そして海の中に立つ灯台の姿が本当に美しい。 昔の灯台守というのは、荷物の運搬みたいになんと船から直接ブランブランとロープで引き上げられて高~い灯台に渡っていたらしく(ハシゴとかは一切なし)、その場面を映画でも再現しているのだけど、ああ恐ろしい~。 灯台守というのは命がけの仕事だったんだ、と初めて知りました。 役者さんでは妻役のサンドリーヌ・ボネールと夫役のフィリップ・トレトンが大人の色気と哀しさを漂わせていて素敵だったなあ。 美しい映画でした。 はあ、大人の恋って哀しいわあ。。
by ai-colors
| 2005-12-09 17:24
| moovie
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