malmoのタウン誌的な新聞でみつけた日本人バンド記事。 postrockバンド「MONO」。 彼らのことは知らなかったけど、面白そうだと出かけてみました。 いやー、悪そうな子ばっかり。悪そうな大人じゃなくて子供です。多分高校生くらい。スウェーデンの子供はしつけがなってない、と聞くけど、それのパワーアップ版を集めてきた感じだったなあ。バスの運転手さんにも反抗しちゃったり。顔はまだ子供子供してて可愛いくせに全くもう。 でもとりあえず、我々夫婦はオヤジ&オバハン狩りにあうこともなく無事でした。 ライブハウスもこの分だと、どうなっちゃうんだろ・・・と思ってたら、その辺の悪い子供たちは皆別のライブだかクラブだかに流れていって、私達のいったライブハウスには普通の若者が多くてホッ。 ライブ中なんて、日本人より大人しいなーと感じました。 みんな大人しく揺れている感じ。 日本人客は私達くらいであとは全員スウェーデン人だったと思うけど、初めはザワザワ騒がしかった観客が、次第にMONOの演奏にひきこまれて静まっていった。 MOGWAI的と言われることがあるようだけど、やはりもっと日本人的な感情が入り込んでる音に聞こえました。"泣き"のある音。 正直、私が普段聞く音楽じゃないけれど、ライブにいってよかった。普段聞くには私には重過ぎる。でもライブは別。 帰り際にBASSのTAMAKIさん(女性)をみかけたので、勇気を出して声をかけてみたら、気軽に話してくれた。「明日はヨーテボリ、その次はドイツです」と何でもないことのようにいっていたけど、ヨーロッパを縦断して毎日違う場所のステージに立つなんて想像もできない。体力と気力との戦いじゃなかろか。握手をしてもらった手がとても細くて折れそうなほどで、この手であの激しい音を鳴らしているのかと驚いた。 最後に「また来年もスウェーデンくると思います」と言っていたので、もしまたmalmoに来てくれることがあったら観にいこうと思う。 ■ライブ中に不思議に感じたこと 前列にいるお客の多くが、耳栓をしていたこと。 ウォークマンのイヤホンをしてる人もいた。 日本では見かけたことないんだけど、これってスウェーデンならでは? それともヨーロッパではこういうの常識?もしや日本にもいる? みんな鼓膜を大切にしてるってことよね・・・? 耳栓しながら気持ち良さそうに最前列で聞いている人達、 不思議な光景でした。 ■ライブ後に面白かったこと ライブ終了後、すぐにDJが入って、クラブフロアにチェンジ。 しかし、この音楽がビックリするほどホノボノ系。 ビリージョエルのアップタウンガール的な雰囲気の曲ばかり。 でも知らない曲ばかり。 スウェーデンの曲だったんだろか。 このホノボノソングで、これまたビックリするほど盛り上がって踊り狂う若者たち。バーのコップも割りまくり。 えーー!?っていう踊りを披露してる人多数で、もう何だかとても可愛くて笑いがとまらなかった。 見た目は今時の格好いい&可愛い若者達なのに、踊りはファッショナブルとは言いがたい感じ。でもすごーく自由な感じで楽しそう! 夫も「これなら変なオジサン踊り(by 志村けん)しても浮かないね」と言っていたけど、絶対大丈夫な感じだった。いつかトライしてみたい。 ということでスウェーデンでの初ライブ&夜遊びには満足。やっぱりストレス発散できる! これからも新聞やらフライヤーやらのチェックを怠らないようにしよう。 次は、週末のJAZZライブ。 今度は昼間だけど、これまたすごく楽しみ。 MONOのHPにmalmoでのライブの感想がのってました。満足のいく出来だったみたい。http://www.age.fm/~sound/mono/f_voice.html
by ai-colors
| 2006-11-18 19:03
| music
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